ベトナムに住むとき、まず直面するのが交通量の多さ。
都市部では、バイクや車がひっきりなしに走っており、初めて訪れると戸惑うことが多いもの。
ベトナムの交通事情は、日本とは全く異なり、道路を渡る際にも注意が必要です。
歩行者にとって、ここでは少しした工夫が快適な生活のカギになりますよ。
ベトナムの交通ルールは日本と真逆!?
ベトナムでは、交通ルールが日本と大きく異なります。

まず驚くのが、歩行者が最も気をつけなければならない点です。
日本のように「歩行者優先」という概念はなく、優先順位でいくと、バス(大型車)>バイク>歩行者という順で考えておくと良いです。
特にバイクが圧倒的に多いベトナムでは、自転車と同じ感覚でバイクが走り回っています。
そのため、歩道を歩いていても後ろからバイクが来ることがあり、注意が必要です。
道路を渡るときの4つの基本ルール
先ほどもお伝えしたように、ベトナムでは歩行者が一番気をつけなければなりません。
歩行者が道路を渡る際、バスや車は基本的に止まってはくれないと思っておきましょう。
ベトナムで道路を渡る際には、次のポイントを意識すると安心です。
- 渡るタイミングを見極める
- 車やバスが来ているときは無理をせず、通り過ぎてから渡りましょう。
バスはスピードも早く基本止まりません。バイクだけのときの方が渡りやすい印象ですが、必ず向ってくるバイクの安全を確認しながら渡ってください。
- 車やバスが来ているときは無理をせず、通り過ぎてから渡りましょう。
- 手をかざしてバイクに存在をアピール
- 車やバイクが近づいている場合、手を軽く向かってくる方向にかざすと、バイクや車がスピードを落としてくれることがあります。
これだけでも渡りやすさが格段にアップします。
- 車やバイクが近づいている場合、手を軽く向かってくる方向にかざすと、バイクや車がスピードを落としてくれることがあります。
- 横断歩道を利用する
- 信号がある場合
最近では信号できちんと止まってくれる車やバイクも増えていますが、稀に信号無視をする場合があります。
信号が青だからといって安心せず、必ず安全を確認してから渡るようにしてください。 - 信号がない場合
横断歩道に信号がない場合は、地元の人が渡っているタイミングに合わせて後ろにつくのがおすすめです。
地元の人は渡るタイミングを掴むのが上手なので、その動きを真似することで安全性が高まります。
- 信号がある場合
- 怖いからと言って走らない、歩いて渡ること
バイクが向かってきていると焦って走りがちですが、これは非常に危険です。
バイクは歩行者の速度を計算して避けるため、いきなり走ると逆にぶつかる可能性があります。
焦らず一定の速度で歩き続けることが重要です。
お互いの距離感を掴みながら進むことで、スムーズに道路を渡ることができます。

歩道も油断禁物!
歩道を歩いているときも、後方からバイクが来ることがあります。

急に方向転換をするとバイクと接触する危険性があるため、歩道内でも一度後ろを確認してから動きましょう。
「歩道だから安心」と思いすぎないことが重要です。
ベトナムの交通を攻略して快適な生活を
ベトナムでの生活は、少し慣れればとても快適です。
交通事情に合わせた工夫をすることで、日常の移動もスムーズになります。
特に道路の渡り方については、日本の感覚を一旦忘れて、現地の流れに合わせることがポイントです。
ベトナムならではの交通ルールを理解して、安全に楽しく移動しましょう!


コメント
先日 ホーチミンに行ってきました。オペラ座付近で中央郵便局を探していると、シクロ(お客一人を乗せて走る3輪自転車)のおじさんが近づいてきて、郵便局の場所を尋ねると「案内してあげる。」と日本語で。「友達 日本の横浜、千葉、川崎に行った。乗りなタダだよ」結局郵便局には行かずそのまま2時間市内観光をはじめ、途中中国人街でベトナムコーヒーを買わされて、べンタン市場近くのホテルで降ろされました。
おじさんが、なんと「2時間乗っていたから、日本円なら1万円、アメリカドルなら60ドル」と請求されました。60ドルを払いおじさんに日本語で、「ただ と言っていたよね」と言ってもおじさんは「明日はどうする?」と言っていました。もちろん翌日は乗りませんでした。
皆さん。「お友達 ただだよ」と日本語で近寄って来る人には注意してください。
ホーチミンでの出来事、驚きの体験をシェアしていただきありがとうございます。
観光地では、親切そうに見えるおじさんでも、実はちょっとしたトラブルがあることもあるので、慎重になることが大切ですね。
次回のホーチミン訪問では、素敵な人たちと出会えることを願っています!お気をつけて、楽しい旅をお過ごしくださいね。
貴重な体験をシェアしてくださり、ありがとうございました!